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インドネシア・20世紀初期のスマトラ島沖ニアス島の中型最上級祖

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中古 :Z83658359081
メーカー インドネシア・20世紀初期のスマトラ島沖ニアス島の中型最上級祖 発売日 2025/02/05 13:50 定価 252000円
原型 堀口菜利
カテゴリ

インドネシア・20世紀初期のスマトラ島沖ニアス島の中型最上級祖

インドネシア・20世紀初期のスマトラ島沖ニアス島の中型最上級祖

商品説明

インドネシア・スマトラ島沖ニアス島の中型最上級祖先像(冠と二つのイアリング)
世界で6番目、インドネシア国内では2番目に大きなスマトラ島。その西部沖合い約125km、インド洋海上に浮かぶ人口およそ62万の島、それがニアス民族が暮らすニアス(Nias)島。ガレオン船の船尾に似た家屋を有し、かつて巨石文化を謳歌したニアス民族は、最近の言語調査によれば、マレー語よりもポリネシア地域の言葉に近いと報告されています。キリスト教が入り込んだとは言え、いまだに祖霊信仰が根強く残っています。
写真は、地元でシラハ・サラワ(Siraha Salawa)もしくはアドゥ・ザトゥア(Adu Zatua)と呼ばれる典型的な祖先像です。家族の血統を示す証として彫られ、祭壇に祀られます。しかし時として、生前に罪を償うためにも製作されたと言われています。その昔、オランダ植民地下で奴隷輸出が盛んだった時代、村の支配者たちが贖罪の意味でアドゥ作りを行ったそうです。ニアス島の祖霊像は、一方で“ファルス(豊饒神のシンボル。特に陰茎)”としての機能も有していたと言われ、多産と豊饒の信仰対象でもありました。
これは、地位の高い人物の祖先像で、両手に持つ指揮棒がそのことを示しています。この祖先像の特色の一つは、片方の耳にだけイアリングを着けている、多くのニアス彫像とは異なり、両方の耳に飾りを着けている点です。サイズは、高さが50.5cm。最大直径がおよそ12.5cm、人物部の最大横幅は約11cm、最大奥行がおよそ12cm。重さは約2.0kg。これほど完璧な状態の古い祖先像は、現在ではほとんど入手不可能です。製作は1900年代初期と推定されます。
この彫像のプロビナンスは、Dr. Maurius van den Houtです。インドネシアがオランダ植民地であった時代、オランダ領東インド(今日のインドネシア)政府の高級公務員であったDr. Mauriusは、趣味でインドネシア各地から最高レベルのアート作品を収集しました。しかし、日本軍がインドネシアへ侵攻する直前、氏はバリ人の妻と共に、コレクションの一部を手にオーストラリアへ避難しました。そして今日、氏の膨大なコレクションが、子孫の意向で二年ほど前より売却され始めました。インドネシア文化宮は、インドネシアの24時間ニューステレビ局『メトロTV』東京支局がプロデュースするインドネシア情報発信基地です。

インドネシア文化宮ブログサイト:http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/

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