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図録本■故宮璽印選萃中華民国国立故宮博物院蔵書道中国美術印譜篆刻璽印中国書道落款写真解説100点金薤留珍古銅印印体鈕型印文朱拓本封泥

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商品詳細情報

管理番号	新品：Z6538393176 中古：Z65383931761	メーカー	図録本■故宮璽印選萃中華民国国立故宮博物院蔵書道中国美術印譜篆刻璽印中国書道落款写真解説100点金薤留珍古銅印印体鈕型印文朱拓本封泥	発売日	2025/02/19 20:06	定価	7350円
原型	仲代史珠久
カテゴリ	ホビー、カルチャー美術品書

図録本■故宮璽印選萃中華民国国立故宮博物院蔵書道中国美術印譜篆刻璽印中国書道落款写真解説100点金薤留珍古銅印印体鈕型印文朱拓本封泥

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図録本　国立故宮博物院蔵　故宮璽印選萃　フルカラー写真解説　100点　印譜

Masterpieces of Chinese Seals in the National Palace Museum

中華民國　國立故宮博物院行

学研　GAKKEN

1976年　民国65年

111ページ

約30ｘ22ｘ2cm

函入　ビニールカバー付　金箔押し布張り上製本

作品写真図版フルカラー

繁体字中国語・日本語・英語併記本 Chinese/Japanese/English

※絶版

本書に掲載された中国古代銅質璽印100個は、国立故宮博物院に所蔵する清宮「東壁図書府」の五篋、総名「金薤留珍」の中より厳選し、

全100点の璽印全体・印面のフルカラー写真と、実際に押印した印譜、寸法と解説を付したもの。

中国書道・篆刻・古美術・中国古玩等愛好家必携の大変貴重な資料本です。

【序文より】

金朮印（璽印）は、中国の古今を通じて社交上において不可欠な信用の証拠物であり、その由来もまだきわめて古い。近代の出土物によれば、殷代にはすでに存在していたことが明らかである。西周の世には、その用は貸財にまで及び、東周戦国時代には、邦国の官私の璽印が多くみられ、両漢時代には、すでに官私ともに璽印を用いないものはなくなり、胡人・羌族のような蛮人すら印を用いるようになった。ただこの時期までは官印・私印の別なく、ともに銅の刻鋳の印が主であったが、往復の書信や貯蔵物の封にはすべて封泥のあることが拠り所とされた。東晉以後は製紙業が大いに発展し、封泥の利用も簡冊とともにすたれ、朱印がこれに取って代わった。そこで印材もまた木石・牙玉が主たるものとなり、文人画家は自由に刻刀を操って玩味するようになった。

　璽印の学は、すでに実用より芸術に移ったが、方寸の技芸といえども決して率意にできるものではなかった。したがって明清以来の書家および篆刻家で、古印・漢印を模範としないものはなかったが、思うにそれは古拙部厚の美を尊んだことに他ならない。本院に所蔵する璽印は、その数もすこぶる豊富であるから、早くから専冊に編印して我が国人に供することが計画されていた。故宮博物院が所蔵する清代乾隆朝の所集にかかる「東壁図書府」の「金薤留珍」の古銅印五篋は、戦国より清初に及ぶ各代の璽印の精英のすべてがここに網羅されている。その中には官印・私印ともに各種が含まれ、合わせて一千二百九十一個にものぼる。民国十五年、本院成立の初期には、そのすべての「金薤留珍」の古銅印を二十四部に鈐拓し、印刷して世に問うた。民国六十年にも再版して流伝に資したが、この印譜も旧例にならい朱で拓本をとり印刷し、その篆法・布局（構図）・刀筆の神髄についても余すことなく一覧できるように心掛けた。ただ古印の印体、鈕型および鋳刻などに

ついて詳細に研究せんとするには、その全貌を窮い得ないことがいわば玉に瑕である。

　近年本院ではしばしば各種の書画器物の名品を分冊精印し、「故宮選萃」として世に刊布したが、ここにその体裁に仍って、前器物処処長呉玉章先生と編輯張光遠先生に請うて官私の古印百個を選んでいただき、あわせて張君の責任編集によって「璽印考説」等の文を付し刊行する。各印の朱拓本については、書画処処長江兆申先生に押印していただいた。このように本書は古印の印体・鈕型・印文・朱拓本より、封泥の模製に至るまですべてを掲載した。特に彩色で印刷し、各界に璽印についての完璧な研究と欣賞の資料を提供するものである。

中華民国六十三年三月　海寧　蒋復?敬序

【巻末解説　璽印　より一部紹介】

　本書に掲載した中国古代銅質璽印100個は、本院に所蔵する清宮「東壁図書府」の五篋、総名「金薤留珍」の中より選んだものである。「東壁図書府」の五篋の古銅印は、すべて清の乾隆年間(1736～1795)に搜集され、五箇はそれぞれ「東」「壁」「図」「書」「府」と区分命名され、各箇の正面に漆で双龍を描き、中央には乾隆御題の「金薤留珍」の四字、各内は六つの引出しに装設され、第一には本篋の印譜、第二より六までには古銅印が置かれている。そのうち、官印221個は「東」「壁」の両篋の中に分置され、私印1070個は「壁」篋より以下に入れられている。全五篋では合計して古銅印1291個となる。殷代の銅印二個と亀鈕の「奇字金朮」一個は、近世出土のものであり清宮に旧蔵されたものではない。

　本書には官印60個を主として前半に配し、私印40個を補として後半に配した。篋中に所蔵されたものはすべて漢代および魏・晉の官印であるが、ただし同一官名のものがそれぞれ数個から20個余りもあるものがある。従って選択の原則は、まず官名の同じものはただその一個を取ることとし、次にはその印文の風格をみたが、この時期の官印は陰文のみであり、その特に風格を備えたものを選んだ。私印一千余個はおおむね戦国前後より清初に至る間のものすべてそろっているが、中でも漢代の（後略）

【図版目録】より　機種依存文字が多く、文字化け・類似の漢字を当てているところがあります。

金朮

奇字金朮

魏興太守章

新定縣疾之印

景陽亭疾

臨浬令印

新陽長印

東海廟長

眥郷世子印

河東公主丞印

左馮翊丞